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9.3 ネジメントレビュー
9.3 マネジメントレビュー
トップマネジメントは、組織の労働安全衛生マネジメントシステムが、引き続き、適切、妥当かつ有効であることを確実にするために、あらかじめ定めた間隔で、労働安全衛生マネジメントシステムをレビューしなければなりません。
レビューの考慮事項
マネジメントレビューは、次の事項を考慮しなければなりません。
- a)前回までの結果:前回までのマネジメントレビューの結果とった処置の状況
- b)外部及び内部の課題の変化:
- 1)利害関係者のニーズ及び期待
- 2)法的要求事項及びその他の要求事項
- 3)リスク及び機会
- c)目標の達成度:労働安全衛生方針及び労働安全衛生目標が達成された度合い
- d)パフォーマンスに関する情報(傾向):
- 1)インシデント、不適合、 cross-reference 是正処置及び継続的改善
- 2)モニタリング及び測定の結果
- 3)法的要求事項及びその他の要求事項の順守評価の結果
- 4)監査結果
- 5)働く人の協議及び参加
- 6)リスク及び機会
- e)資源の妥当性:有効な労働安全衛生マネジメントシステムを維持するための資源の妥当性
- f)コミュニケーション:利害関係者との関連するコミュニケーション
- g)改善の機会:継続的改善の機会
マネジメントレビューのアウトプット
マネジメントレビューのアウトプットには、次の事項に関する決定及び処置を含めなければなりません。
- 意図した結果を達成するための、労働安全衛生マネジメントシステムの継続的な適切性、妥当性及び有効性
- 継続的改善の機会
- 労働安全衛生マネジメントシステムの変更の必要性
- 必要な資源
- 必要な処置
- 労働安全衛生マネジメントシステムを他のビジネスプロセスと統合する機会
- 組織の戦略的方向性への示唆
報告と記録
- トップマネジメントは、マネジメントレビューの関連するアウトプットを、働く人、及び働く人の代表(存在する場合)に伝達しなければなりません。
- 組織は、マネジメントレビューの結果の証拠として、文書化した情報を保持しなければなりません。
要約:
経営層が定期的にシステム全体を見直し、「このままで良いか」「改善点はないか」「資源は足りているか」を判断し、その結果を記録・周知する必要があります。
