はじめに
組織はコミュニケーションによって仕事を前に進めていきます。
ワークスタイルが大きく変化した昨今においては、メールや携帯電話の比重が増え、コミュニケーションも複雑になってきています。
メッセージツールはいろいろですが、使う人の“心遣いや人柄”は、言葉遣いを含めてあらゆる場面で表れてしまうものです。つまりコミュニケーションにはマナーがとても影響するのです。それは今も昔も変わらないのではないでしょうか。
受け取るメッセージで心が軽くなったり、励まされたり、もちろんその逆もあります。
新人のうちはしっかりと基本的なコミュニケーションのマナーを学び、応用できる素地を作ることが大切です。それほど難しいことではありません。
仕事の中で覚えていき、状況に応じた気遣いがその場に適した言葉や行動を生んでくれます。
お客様や社内の信頼が得られれば、自信につながり、さらに表情や態度という非言語のメッセージが生きてきます。すべてつながっていくのです。
当教材の「敬語・電話・文書等マナー」は、「言葉遣い」、「電話応対」、「メールとビジネス文書」という3章構成になっています。
苦手な部分はしっかり読み込み、敬意・尊重の気持ちを込めた言動に努めてみてください。同じ意味を伝えるのにも、言葉遣いや仕草で何倍もコミュニケーションの質が高くなります。
コミュニケーションは受け取る側が判断するものですが、相手を思いやる気持ちや誠実さは必ず伝わります。仕事生活の中でコミュニケーションの質を高め、それを習慣にし、自信を持って仕事に臨んでほしいと願っています。
主要目次
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