良い会社であるために

利益が出せて、絶えずレベルアップ、顧客満足が高く、コンプライアンス徹底、コミュニケーション密度が高い

解説

1.組織の目的・目標が共有され利益が出せる

 会社にとって利益とは人間における酸素や食料のようなものです。
 会社で利益が出せなかったら倒産ですし、利益が増えることは、従業員への還元による一人一人の生活レベルの向上、新しい設備投資や従業員の増加による会社の生産性の向上などにつながっていきます。
 そのためには売上アップを考える必要があります。そして常に仕事の効率化を考え続け、原材料・機材の相場など各種コストを把握し、原価低減に努める必要があります。

2.業務品質が良く顧客満足度が高い

 顧客要求水準(仕上がり・工期・コスト等)を守ることは素晴らしいことです。それに加え顧客の期待水準を超える仕事ぶりで顧客の満足度を向上させる努力が必要です。言われる前に良い提案をしたいものです。
 顧客の満足度が向上することによって顧客からの会社と自分自身に対する信頼度は飛躍的に向上し、次の仕事、新しい展開へとつながっていきます。

3.従業員が満足し、絶えずレベルアップしている

 会社の成長にはそこで働く従業員一人一人の成長が欠かせません。
 現状の環境の満足感が高いことは大切です。自信が満足しながらも、現状に甘んじず、知識・技術の習得・修練に励み、自身の価値を高めることが、より高いモチベーションとなり、仕事の質の向上にもつながっていきます。
 そのため個々に適切な負荷をかけ続け、そして会社の要求する事項に対して全力で応えていくことが重要です。個々の持つ伸びしろ、才能を開花させていくのも、自分自身の心がけにあるといってよいでしょう。

4.法令順守(コンプライアンス)が徹底できている

 会社がいくら良い仕事をしてブランドイメージを高めても、ひとたび不正行為が発覚すれば、たちまち消費者や取り引き先の信用を失ってしまいます。
 法令順守を徹底させることは、企業の公正で公平な活動を推進して健全性を保ち、社会的な信用を獲得することにもつながります。
 また安全衛生に関する法令を順守することは、自身と会社の仲間の生命・安全を守ることにつながります。

5.本音を言い合えて、他人の意見を受け入れられる

 本音でぶつかり合え激論してもいいんです。でも出た結論には従う大人の姿勢も大切です。相手を尊重し合えるからこそ、本音を語り合えるものです。
 そして他人の意見を受け入れられる度量を持ちましょう。器の大きさ分だけ組織は大きくなっていくものです。

主要目次

02sigoto/sigoto001.txt · 最終更新: by norimasa_kanno
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