====== 第2章 電話対応 ====== * [[03manner:03manner_2|第2章 電話対応]] * [[03manner:03manner_2_1|1.電話応対の基本のポイント]] * [[03manner:03manner_2_2|2.電話のかけ方]] * [[03manner:03manner_2_3|3.電話の受け方]] * [[03manner:03manner_2_4|4.ケース別の対応と携帯電話]] * [[03manner:03manner_2_5|「電話対応」のチェックリスト]] ===== 1.電話応対の基本のポイント =====  電話でコミュニケーションをとる機会が減っていることもあり、新人に限らず電話応対に苦手意識を持っている社会人は少なくありません。\\  様々な不安材料があるためですが、まずは元気にハキハキとした第一声でスタートしましょう。  慣れもありますので、恐れる必要はありません。積極的に電話に出ることで、業務知識も対応力も備わります。\\  いつもやる気のなさそうな声で電話に出れば、それがその人の習慣になるだけでなく、仕事の進め方や組織のイメージにも影響してしまいかねません。\\  ビジネスの場では、電話は重要なコミュニケーションツールであり、一本の電話が利益につながる大切な役割を担っていること、一人の行動が会社全体のイメージにつながってしまうこともぜひ意識してほしいと思います。明るい電話応対は、相手の気持ちも明るくします。 ===== 2.電話のかけ方 =====  新人にとって、「電話をかける」ということはとても緊張する仕事です。緊張や不安を和らげるコツは、やはり準備です。最初のうちは話す順序や内容などを書いた「台本」を作って、伝え忘れなどがないようにするのもよいでしょう。\\  必要な資料を手元に置いて話を進めれば、時間のロスも防ぐことができます。また、朝一番や月末などは、どの組織も忙しいときなので気遣いしたいものです。\\  急を要しない案件は、タイミングを考えて電話をかけることも相手への配慮です。 ===== 3.電話の受け方 =====  皆さんと同様に、緊張感や不安を抱いて電話をかけてくる相手ももちろんいます。\\  受け手は丁寧な言葉遣いや穏やかな話し方で対応し、相手に安心感を与えたいものです。\\  そのうえで、的確に①ほかの人につなぐ、②質問に答えるなど、対応スキルを磨いていきましょう。\\  電話応対後、伝言メモを残すために何度も書き直している人も多いのではないでしょうか。\\  「丁寧なメモを残したい!」と考えるのは間違いではありません。ただ、時間のかけ過ぎは、本来やるべき仕事が後回しになってしまうリスクがあります。\\  メモは用件がわかるように簡潔に書くよう心がけ、必要があればメールに残したり、口頭でも伝えたりするようにします。 ===== 4.ケース別の対応と携帯電話 =====  電話では、時には柔軟で機転の利いた対応が求められます。\\  新人のうちは、「わからないこと」や「自分では対応が難しいこと」は迅速に先輩や上司につなぐことが大切ですが、徐々に自分自身で対応できるケースを増やしましょう。  社外電話は丁寧なコミュニケーションを心がけていても、社内電話はいかがでしょう。雑に扱っていませんか。\\  返事も適当で、「○○さんですか?」とかけた側が確認しないと聞き取れないこともあります。社内の人も大切な「顧客」です。感じのよい受け応えはどんな電話でも同じです。  最近は主要なビジネスツールとして、携帯電話で仕事をするビジネスパーソンも増えています。\\  とても便利な反面、使い方のマナーは世代や人によって感じ方が異なりますので、かけるタイミングや場所などにも注意が必要です。\\ * [[03manner:03manner_2|第2章 電話対応]] * [[03manner:03manner_2_1|1.電話応対の基本のポイント]] * [[03manner:03manner_2_2|2.電話のかけ方]] * [[03manner:03manner_2_3|3.電話の受け方]] * [[03manner:03manner_2_4|4.ケース別の対応と携帯電話]] * [[03manner:03manner_2_5|「電話対応」のチェックリスト]] [<>] ====== 主要目次 ====== {{page>[..:start]#[主要目次]}}